アフターコロナに向けて、地味に成長する一年にしよう

コロナ後

先日庭木を切ってもらいました

8年ほど前に子供が庭に埋めたどんぐりが芽を出しどんどん大きくなってきたので、
さすがに邪魔になり、庭師の人に切ってもらいました。

庭師の人は年輪をみて、木の年齢を言い当てました。
年輪ができる理由を知っていますか?
夏場には早く太くなるので白っぽくなり、冬は成長が遅いので固く黒っぽくなるんですね。
この成長速度の違いが一年ごとに輪模様になるから、年輪と呼ばれるわけです。

僕はあらためて年輪を眺めながら、冬は冬で速度を落としつつ成長しているんだなということに心を惹かれました。

一年の計は元旦にあり

みなさん、今年の目標を立てましたか?

僕は「コスパ向上」をテーマにして、冬の時代なりの成長をしていこうと決めました。
自分の生活を見直して、時間と生活費のダイエットをしていこうと思っています。

節約というと後ろ向きな感じがしますが、有限の時間とお金の使い道について見直して、
いわば、家計の筋トレをしていこうという意識です。

僕はすでに格安シムを使い、生命保険も解約しましたが、
コンビニを卒業しようとか、ケーブルテレビの契約を解除しようとか考えています。
そうして本当に自分が必要とか快適に感じるところに集中していく一年にします。

投資の期待値は高くない・・・そんなに甘くはないのです

先日あるユーチューバーが、「弱者ほど投資に逃げる」と話していました。
うまい表現だなぁと思いました。例えば、「〇〇するだけで儲かる」みたいな宣伝みたことありませんか?
こういったものはワナと言うべきレベルですね。なんらかの教材を売る目的の宣伝です。
毎月〇〇%を保証などというのは詐欺のにおいプンプンしてますよね。。。

それでも騙されちゃうんです。
だって、年利10%(これでも運用の世界ではなかなかの高利回りですが)では、10万円の投資をした人は一年かかって1万円増えるだけですから、もっと利回りの高いものをもとめちゃうわけです。
しかし、1億円を運用する人がその10%の投資をすれば、一年で1000万円できることになります。ほんとにそんな投資があるのか、あったとしてその話がなぜ自分のところにくるのか。ここらあたりが、考えどころですね。

投資って、そういう世界です。たくさんお金を持っている人がより大きく儲かる世界であって、
働かずに、うまいことやってやろうというのは、投資ではありません。

とかいいつつ、投資の期待値は低くない・・・のです

では庶民は投資すべきではないのかというと、そんなことはありません。
僕はむしろすべての人が投資すべきだと考えています。
具体的には長期投資で年利5~7%くらいを目指すのは、たとえば長期の株式投資であれば、無理のない水準だと考えます。

では、7%の運用を30年する場合を考えてみましょう。
毎月5万円を積立てると合計掛け金は1200万円になります。
これが、年利7%で運用すると2600万円になるのです。
つまり掛け金が2倍ちょっとになる計算です。

投資に大きすぎる利回りを期待すると詐欺にかかる危険が大きくなります。
一方、長期運用することはお金を生み出す大きな力を持っているのです。

国の用意した節税制度を使いさらに期待値をあげられます

儲けると税金がかかります。これは運用であってもかわりありません。
ただし、国の用意した制度を利用すると、一定額までは課税されないのです。

「つみたてNISA」や、「イデコ」といった制度がそれです。
これらの制度については、別途解説していきますが、
通常の株式投資では20%の税を取られることを考えると、これを利用しない手はありませんね。

まとめ

成人病は「生活習慣病」と呼ばれます。
生活習慣が老後の自分の体を作ります。

老後資金の作り方も、日々の習慣の積み重ねです。
しっかり働く、稼ぐ。生活費を工夫して節約する。こうして余剰資金をつくります。
そして、少しづつ投資を行う。それも節税枠を利用し長期的な姿勢で。

毎月5万円投資し、長期投資で育てれば、お金に関する老後問題は解消します。
日々のことに心を奪われがちですが、視野を広げ大きな視点で人生をとらえて豊かに生きていきましょう。

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