「この先どうなるかなんて誰にもわからないんだ」けど計算できることもある【積立投資シミュレーター】

コロナ後

不安な気持ちを抱えた受験生、がんばってほしい!

FMラジオでオアシス”Oasis”というイギリスのバンドの音楽が流れていました。
“Stand by me”という曲では、哀愁を帯びたメロディでこんな風に歌われています。

「ぼくのそばにいてよ!
この先どうなるかなんて誰にもわからないんだから」

僕はこの曲をききながら、全国で入学試験等のテストを受けている受験生の不安な心持を考えていました。
コロナ禍で学校、塾や予備校が急に休みになり、受験勉強にも影響が出たことでしょう。
発熱したら受けることさえできないという緊張感の日々。寒い中でも換気のため窓は開けたまま。
しかも昨年までのセンターテストから一新した試験に対応。。。大変なことだったことと思います。

でも、これだけの逆境に鍛えられた世代ですから、これからの新しい時代の中心になっていくのは間違いないでしょう!
試験がうまくいった人もそうでなくとも、ぜひ顔を上げて、自信をもってこれからの人生を切り開いてください。

先のことがわからないというのは、人を不安にさせるものです

さて、受験生の悩みに比べると、少々現実的なオハナシかもしれませんが、
多くの人にとっても将来の不安というものがあると思います。

将来のオカネにかんすることが大きいのではないでしょうか?
例えば、20年後あるいは30年後の自分はどうなってるんだろうか?
老後の年金は足りないとかいうけれど、貯金もないし大丈夫だろうかなどなど。。。

けれど、安心してください!
将来のオカネについて不安をいだているのならば、
それを解決するのは、実はそれほど大変なことではありません!

オカネの不安は、先のことの方がかんたんに解決できます!

論より証拠、楽天証券の「積立かんたんシミュレーション」に数字をいれて試してみてください。

「毎月積立額」には老後に備えて貯める金額。たとえば、月に3万円とか5万円などと、入力します。
「積立期間」には、リタイヤを予定する年数を入力します。
「リターン」には、期待利回り(年利)を入力します。

「リターン」に入れる数字は、下記を参考に入れてみてください。
変動するのが怖くて、全額を銀行預金ということであれば、0.001%くらいでしょう。
40代くらいまでの人であれば、株式など変動の大きな資産を想定して、4-7%くらいを入れましょう。
もうリタイヤ間近であるのならば、債券など、ある程度変動の小さい資産を想定して2-3%くらいを入れましょう。

あとは、好きなように数字を入れ替えて比べてみてください。

いくらを目標にするのかは人によって異なると思いますが、一時世間を賑わした2000万円をひとつの目安に考えてもよいでしょう。

どうでしょう、積立投資の場合には期間を長くとることが資産運用の成否を決めることがわかりやすいと思います。
また、株式や債券などのリスク資産は価格変動するので、短期的には投資元本を下回ることがありますが、
過去数十年のチャートをみても、長期的にはリターンを期待しやすいといえるでしょう。

世の中は計算できないことだらけ

僕は税理士という仕事をしていますので、
いろいろな方の「過去」の利益(所得)を計算しています。
けれども、本当に大切なのは過去より未来、もっといえば今どうするですよね。

未来についての予測なんてあたらないことだらけですが、
少なくとも計算できる範囲のことは、計算したとおりかそれ以下になります!
予想外にお金が出ていくことはよくあることですが、
夢のようにお金が降ってくることはほとんどないものですから(笑)

誰にもわからない未来ですが、
そんな未知のことに対応してくのが人生だとすると、
計算できて想定できることくらいは用意しておいて、
人生でおこる計算外の事態に全力で向き合いたいものです。

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