いま会社を辞めたい人は、まず何をするべきか
会社を辞めたいなぁって思うこと、ありますよね。
今の仕事がどうも合わないとか、自分の会社の先行きに不安を感じるとか、理由はいろいろあるけれど、もやもやとしてしまっている。とはいえ、会社をやめて何ができるのかはわからない。
あるいは、転職するというのも、なんだか遠い話に思える。
とくにコロナ禍で働き方を含めた社会環境が大きくかわるなかでは、不安をかかえながら生きにくさを感じている人も多いことでしょう。
僕自身、サラリーマン生活5年目のときに辞めたいなと思う時期がありました。
結局すぐにはやめず、そこから準備をして独立して今があるのですが、その経験から、辞めたいなと思ったときにやるべきことを記事にしました。
転職サイトに登録し、転職エージェントに話をきこう
まずやるべきことは、転職サイトに登録することです(キッパリ)
「いやいや、まだ転職するときめたわけでは・・・」
そんな人こそ、登録して、実際に転職エージェントの話を聞く方が圧倒的に早いし、自分のためになります。
転職エージェントに話をきくと、いやいやでも転職することになるのではないか?とか思っていませんか??
それは全くありえません。
なぜなら、あなたがどれだけ優秀な人だとしても、いやいや転職したのでは転職先で成功することはありえないからです。
転職後の成功を積み重ねない限り、転職エージェントとしても、次の仕事がこないわけですから、
そんな強引なことをすることはありません。
あ、僕は別にどこかの転職エージェントからお金をもらっているわけではありませんよ(笑)。
転職のプロと話せば客観的に自分がわかる
では、転職エージェントに話を聞く目的はなにかといえば、
「自分の立ち位置を客観的に把握することができる。」
これがとても役に立つのです。
自分が得意と思っていることが世間から必要とされていなかったり、
あるいはむしろ自分ではあたりまえと思っていることが、実はとても求められているということもあるのです。
私の場合、技術職のサラリーマンをしていましたが、税理士になりたいと思い会計の勉強をしていくつか資格も持っていました。
その状態でどこかの会社の経理職に就くことはできないかなと思って転職サイトに意気揚々と自己アピール(っぽい駄文)を記載しました。
ある日、担当者(転職エージェント)から電話がかかってきたのですが、その人と話をするうちに、根拠なく自信を持っていた私の鼻はポッキリとへしおられました(笑)。
その時に言われたのは、例えば営業職などを務めている人が多く希望しているので経理職は人気があるということや、年齢なども考えると年収は大きく減るだろうといったことや、そもそも私の「転職のドライブ」がハッキリしていないと、ズバっといわれました。この「転職のドライブ」については後編で取り上げたいと思います。
ハナシは変わりますが、私たち税理士は通常の人が年に1度やるかやらないかという決算作業を年中やっているので、個別の相談についてもパッと見通しがつくものです。転職についても同じ話で、普通は人生で何度も経験することはありませんし、もしあったとしても景気動向や年齢が変われば変わってくるものですよね。そういうハナシなので、すぐにプロに頼んだ方が良いだろうと、今なら自信をもって言えるわけです。
まとめると、転職エージェントに話をきくのは、最終段階ではなく最初の段階にすべきということですね。
まとめ
後編では、「よし転職するぞ」と決心した後にやっておきたいことを取り上げます。
まず、転職エージェントとの話を踏まえて、どのように自分の価値をあげていくのか。
そして、オカネの面のコントロールについてや、制度面の知識についても取り上げます。
「不安」や「もやもや」がスタートだったにしても、こうして調べ始めたことで、確実に一歩前進しています。
たとえ、転職をしないことになったとしても、その一歩には大きな意味があります。
しっかり知識を集めて、そしてそれを実際にいかして、夢のある人生を生きていきましょう。
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