「ふるさと納税」やっていますか?
名前は聞いたことありますよね?
「なんか、むずかしそう」とか「サラリーマンだから関係ない」とか思ってたあなた!
このブログを読んだら、すぐにとりかかってください。
すぐにです!
実は超カンタン!「ふるさと納税」のやりかた
仕組みについて勉強するのは後回しにして、いきなり実践してしまいましょう。
やるべきことは、ふるさと納税サイトで完結します。
ふるさと納税のサイトで「ネットショッピング」する
「ふるさと納税」で検索すると、「ふるさとチョイス」とか「ふるなび」などが出てきます。
ぱっと見た感じは、アマゾンとか楽天のようなネットショッピングのサイトのようです。
ここで買い物をするかのように、返礼品を選び支払い(寄付)をします。
たいてい、クレジットカードなど各種支払方法にも対応しています。
事前に実質2000円負担の「上限額」について調べる
ここ重要です!
いくらでも寄付をすることができますし、それに応じた返礼品を受け取ることができます。
ただし、控除範囲を超えて寄付をした場合には、実負担額が2000円を超えてしまうので、
ふるさと納税サイトで「寄付上限額の目安計算」ができるので、これを利用しましょう。
事後に「ワンストップ」もしくは「確定申告」の手続を行う
寄付金の金額に応じて、翌年の税金を減額する手続きを行う必要があります。
「そういうのが難しくていや!」という声が聞こえてきそうですが、
これもサイトにわかりやすい解説が書かれています。
会社員の方などは「ワンストップ手続き」でもOKですが、
ふるさと納税の「確定申告」手続きは意外と簡単なので、どちらを選んでも大丈夫です。
もともと、「確定申告」をする方は、ふるさと納税も「確定申告」で手続きします。
少々ややこしい「ふるさと納税」の仕組みをやさしく解説
「ふるさと納税」は次のステップで行います。
①自治体に寄付をします(支払います)
②翌年の確定申告で税金が減ります
税金が減るのは嬉しい話ですが、実は①の支出額の方が、②の減税額より大きいのです。
例えば1万円寄付すると、翌年8千円税金が安くなるんです。
え?損してる??
実は①と②の間に、寄付に応じた「返礼品」をもらえるのです。
先ほどの例で言えば、1万円寄付すると、3千円相当の「返礼品(コメなど)」をもらえて、
なおかつ翌年8千円税金が安くなるんです。
つまり、まとめるとこういうこと。
支出:寄付金1万円
収入:減税8千円+返礼品3千円
トータル1千円オトク
と、こんな仕組みです。
【計算方法の補足】
減税の金額②は、寄付の金額①から2千円少ない金額になります。
例えば、①10万円寄付すれば②9万8千円安くなるというように、実質2000円の自己負担が生じます。
ただし、②の金額には所得に応じて上限があります。
つまり、実質2000円の負担でできる上限までふるさと納税をする。
これが「ふるさと納税」で最大の効果をえる条件になります。
(なお、返礼品の金額は寄付金額の30%が上限です。2019年に改訂)
ふるさと納税のデメリット
デメリットについても述べておきます。
先にキャッシュアウトがある
「ふるさと納税」は、まず支払いです。
そして、翌年分の税額で得をするという仕組みになっています。
翌年の減税のために、先に支払う(寄付をする)必要があるということです。
税金が安くなったことがわかりにくい
「ふるさと納税」をすると、まず寄付をして返礼品を受け取ります。まずこのステップが感覚的には相場の3倍くらいする割高な買い物をしている気分です。
そして、翌年3月の所得税および、6月頃に賦課される住民税はいつもどおりの手続きとなります。
このときの税額は、寄付金をしなかった場合に比べて安くなっているのですが、計算しなければわかりませんので、感覚的には実感がわきにくいかもしれません。
まとめ:ふるさと納税で正しい節税の感覚をつかもう
そもそも、節税ってどういうことなのか
節税とは税金が減ることかといえば、僕は「半分正解」と答えます。
本来あるべき節税は、実質的な負担が減ることです。
やりがちな間違いは、無駄遣いをして利益を減らしているケースです。
表面的に税額は減ったとしても、本来の儲けが減ってしまっては、節税といえません。
ふるさと納税は節税のエッセンスがつまっています
1、計画的な支出を行うこと(必要に応じた前払い)
2、長期的な視点で利益(手残り)最大化できること
3、無駄な支出ではないこと(必要なものを、最適な方法で入手)
節税目的という点では、例えば食料品のように、生活に必要になるものを返礼品にえらぶのがポイントです。
番外編:もう一つの、ふるさと納税の楽しみ方
ひょっとすると、こちらの方が「ふるさと納税」本来の趣旨かもしれません。
ふるさと納税の返礼品は各地の特産品を選ぶことができます。
各自治体は自分たちのファンになってもらえるよう、特長のある良いものをふるさと納税の返礼品に指定しています。
僕も、びっくりするほどおいしい果物やお肉を味わいました。また、きっちり作られた工芸品などを入手するのにも良いです。ときどき、百貨店で「〇〇地方物産展」とかやってますけれど、そういった楽しみ方ができるのも魅力ですね。
そんなわけで、とってもオトクで、しかもそれだけじゃない魅力ある「ふるさと納税」
やらないという選択はありませんヨ!
コメント
からさん、こんにちは(^^)
これですこれこれ!
ふるさと納税。
今年クリアーしたい私の課題です!
具体例があったのでそんな勘定なんだとやっと理解できました(^^;
ありがとうございます。
節税で選べる幸せ、楽しみます。