民泊をやっててよかったと、あらためて思った話

民泊ビジネス

台風の避難所として利用されるなんて、思いもしませんでした

僕は大阪で生活しながら、
九州長崎で民泊の
ホストをしています。
清掃は現地スタッフに
お願いしていますが、
ウェブサイト(Airbnb)
を通じたゲストとの
やり取りは自分でやっています。

これが楽しくて楽しくて!!
僕はかつて1年間
長崎に住んだこともあり、
いわば自分が好きな町を
旅行者に案内するので
イロイロ言いたいわけです。
もちろん、イヤな思いを
することもありますが、
ゲストが満足していい
レビューを書いてくれたり、
感謝のメッセージを
もらったりすると、
やっててよかったな
と思うわけです。

ところが、今年は新型コロナ
だったわけです。
3月以降は、ほとんどずっと
空室だったので、
正直、もうやめようか
という状態でした。

そんな中で今回の台風10号は、
大きな被害が予想されたのですが、
新型コロナのことも心配なため、
市内のホテルがいっぱいに
なりました。

ウチの民泊も急に予約殺到。
コロナのために
空室続きだったのに、
コロナを回避するために
満室になるなんて・・・(苦笑)

ビジネスの基本はオ・モ・テ・ナ・シ。・・それだけでもないけどね!

今回のホテルに避難した人たちは、
高齢者が多かったです。
おそらく、避難所に集中すると
コロナ感染が怖い
と考えたのでしょう。
そして民泊も初めてだし、
Airbnbも初めてという方
ばかりでした。
中には経験のある親戚の方が
代理で予約をとるという
パターンもありました。

僕が最初に心配したのは、
無事にチェックイン
できるだろうかということでした。
ウチの民泊は利用するゲストが
自らキーボックスからカギを
取り出して、自分で入室する
スタイルで運営しています。

そこで、僕はメッセンジャーを
使って、事前に確認して
もらうようにしました。
また、開いている場合には、
予約前の日から利用しても
よいことにしました。
「台風がきてからだと、
十分なサポートができない
恐れがあります。
追加料金は不要ですので、
可能でしたら前日から
入室してください」
と、案内したのです。

さいわい、どのゲストの方も
風雨がひどくなる前に
入室いただくことができました。
入室後にテレビのスイッチが
わからないなどの問合せには
対応しましたが、
これはよくあることなので、
コロナ前の忙しさを
思い出してなつかしいくらい
なものでした(笑)

感動したとのレビューに感動。続けててよかった!

こうして台風避難所ホテルとしての
役割をおえました。
今回利用されたすべての方から
レビューを寄せてもらいました。
これは、なかなかないことです。
レビューに目を通していると、
想像しきれていなかった、
ゲストの方の心の動きが
伝わってきました。

例えば、ある方のレビューは
こんな感じでした。

部屋は鉄筋コンクリート
造りの部屋だったので、
安心感がありました。
また風の音も気にならず
よく眠れました。
自宅近所の人は風の音が
怖くて眠れなかったと
いっていました。

早めのチェックインや、
近所のお店の情報など、
ホスピタリティあふれる
対応に感激しました。
(自分で書き起こすのは、
少し恥ずかしいですが…)

このレビューをくださった方は、
親戚が代理手続きをした方でした。
レビューは日本語だけでなく、
英語でも記載してくださるなど、
どうやら、レビューを通じて、
ウチの部屋を応援して
くれているように感じました。
感激してもらえたことに、
こちらが感動しました。

僕はこのレビューを読んだとき、
ちょっと、うるうるきまして(照笑)
一緒にやってくれている
メンバーとシェアして、
よろこびを分かちあいました。

今「民泊ホスト」はつらい時だけど、それでもオススメします!人生を豊かに!!

新型コロナの影響で
インバウンドがゼロになり、
国内旅行も自粛の大合唱で壊滅的。
多くの民泊は廃業してしまいました。
だけど、
とてもステキな仕事なんです。
チャンスがあれば、
ぜひ皆さんにも民泊ホストを
してほしいなと思っています。
自宅の一部とか、
あるいは実家の部屋を利用するとか、
有効に利用できるところがあれば、
可能な時期に限ってもできます。
まずは、一度ゲストとして、
民泊を利用してみてください。
GoToトラベルキャンペーンも
始まります。

だって、旅は「人生を楽しいもの」にしてくれますから!

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