まちの商店街の生き残り戦術

ビジネスのたね

シャッター通りがおもしろい!

かつて「下駄ばきマンション」と言われた建物がありました。
1階には小規模な商店が入っていて、2階以上が居住用の集合住宅なっていているようなところ。
皆さん一度は目にしたことがあるのではないでしょうか
あるいは、各駅停車しか止まらない駅の商店街など。
30年くらい前にぎわったのでしょうけど、今はシャッター通りといったところも珍しくありません。
僕はそういう商店街を歩くのがけっこう好きなのです。

喫茶店、八百屋さん、散髪屋さん

商店街を歩いてみると、いくつか店が残っています。
昔ながらの喫茶店や定食屋さんが残っていたりします
けれど、定番は理容室・美容室かなと思います。
飲食店の場合、前もって仕入れをしておく必要があります。
この予測が多くても少なくても損してしまいます。
一方で理容室・美容室の原価は人件費です
主人みずからカットするスタイルであれば、待ちぼうけになったにしても出ていくお金はほとんどありません。

歩いていく?車でいく?

かつて(20世紀のころ)は、駅前にスーパーマーケットを出店するのが正解でした。
地価も右肩上がりだったため、不動産の価値上昇というおまけがついたからです。
しかし、現在は車で便利なところ大規模なショッピングセンター(例えばイオンシティなど)を作る方が来客が見込めます。
こうなると、どうしても地元の商店街はさびれてしまうというわけです。
ですが、理容室・美容室についてはどうでしょうか? 近所のいきつけに行くという人も多いのではないでしょうか。

ネットで買う?

さらに、ショッピングセンターの強敵はネット通販ということになるかと思います。
あるいは、メルカリなど消費者同士のやりとりも盛んですよね。
それでもリアル店舗が必要なところは、どういう店なのか。

シャッター商店街を歩いてみれば、意外な発見があるかもしれませんよ。

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