最近、尼崎市内を自転車で移動することが増えました。
尼崎は坂が少ないので、自転車で走るにはなかなか快適です。
車なら目的地までそのまま走ってしまうところ、自転車だと「ちょっとこっちの道を通ってみようかな」と寄り道することもあります。
そうすると、これまで何度も近くを通っていたのに、知らなかった風景に出会います。
今回はそんな「自転車で見つけた尼崎」を、写真で少し紹介してみます。
これは何の建物だろう?

最初はこちら。
年季の入った緑色の建物です。
自転車で走っていると、こういう建物が妙に気になります。
新しい建物なら「マンションだな」「店舗だな」とすぐ分かるのですが、昔からそこにある建物は、外から見ただけでは何のための建物なのか分からないことがあります。
掲示板があって、人の出入りもありそう。
「昔から地域で使われている建物なのかな?」
そんなことを考えながら、一枚撮りました。
車だったら、おそらく数秒で通り過ぎています。
水路の向こうに夕日

別の日の夕方。
水路のちょうど先に太陽が沈んでいました。
決して「絶景スポット」と呼ばれるような場所ではありません。
左には大きな構造物、右には住宅。
その間を細い水路がまっすぐ伸びています。
でも、夕方のほんの数分だけ、そこに光が差し込む。
こういう景色を見つけられるのも、自転車の面白さかもしれません。
尼崎には水路や川がかなりあります。
普段は意識していませんが、自転車で細い道を走るようになると、「こんなところにも水が流れていたのか」と気づくことがあります。
住宅街に突然現れる巨大な鉄塔

そして、かなりの迫力だったのがこちら。
住宅街を走っていると、突然、目の前に巨大な鉄塔が現れました。
下から見上げると、でかい。
電線も縦横に走っています。
尼崎では住宅地と工場、鉄道、幹線道路などが比較的近いところにあります。
そのためでしょうか。
普通の住宅街を走っていたはずなのに、少し進むと景色がガラッと変わることがあります。
こういう「街の境目」を感じられるのも面白いところです。
昨日まで建物だった場所が、土地に戻っていく

こちらは建物の解体現場。
建物がなくなって初めて、
「こんな形の土地だったんだ」
と気づくことがあります。
これは職業病なのかもしれませんが(笑)、土地を見ると、どうしても少し仕事のことを考えます。
間口はどのくらいあるのか。
奥行きは?
ここには次に何が建つんだろう。
相続の仕事でも、不動産は頻繁に登場します。
普段は登記簿や地図、路線価図などで土地を見ることが多いのですが、当然ながら、実際の土地は数字だけでは分かりません。
こうして街を走っていると、そのことを改めて感じます。
公園の向こうに、大きな鉄橋

最後はこちら。
小さな公園の向こうに、大きな鉄橋があります。
公園の緑、その向こうの住宅、そして巨大な鉄の構造物。
何となく面白い組み合わせです。
尼崎には、こうした「生活の風景」と大きなインフラが同じ画面に収まる場所が結構あります。
これも車で走っていたときには、あまり意識していませんでした。
自転車で走ると、街が少し違って見える
こうして並べてみると、どれも有名な観光地ではありません。
むしろ、
古い建物。
水路。
鉄塔。
解体現場。
鉄橋。
ずいぶん地味です(笑)。
でも、自分が暮らし、仕事をしている街の日常はこちらなのだと思います。
自転車は速すぎず、遅すぎない。
「おっ」と思ったら止まれるし、細い道にも入れます。
そして税理士という仕事をしているせいか、街を見ていると、
「この建物はいつ頃からあるんだろう」
「この土地はいくらくらいするんだろう」
「ここを相続したらどうするだろう」
などと、余計なことまで考えてしまいます。
けど、たまには数字には表れない、人の営みや街の息吹のようなものを感じるのも良いものですね。
年輪を重ねるように、時間の経過で熟成するように、生きていきていけたらいいなと思う誕生日の休日でした。

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